四こまショートショート

たのしいおはなしたち

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書類



男は手紙を受け取った。
幸福庁からの手紙。
幸福になるためには同封の書類を提出しなければならない。


















男は早速書類記入に取り掛かった。
全ての書類を送り、男は結果を待った。

















更に追加の書類を男は受け取った。
それらを送り返すとまた別の書類が送られてきた。
幸福になるには全ての書類に記入しなくてはならない。


















男は全てを捨てた。
その時ようやく幸福を感じた。

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  1. 2005/05/30(月) 18:07:09|
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椅子



椅子をやるのも楽じゃない。
みんなが私の上で休んでも
私は決して休めない。


















今日は私が休みます。
とやってはみたものの、
足を上げておくのは疲れます。


















そしたらこれはどうかな?
これも良くない・・・
頭がふらふらとしてきます。


















よく考えたら私はずっとこの格好で
休んでいたということのようです。
  1. 2005/05/30(月) 17:38:29|
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鳩が眠っています。


















声が聞こえてきます。
おきろおきろ。
ここのお前は前のとは違うんだよ。

















ほんとだ。
何て体が軽くなったことだろう。
どんどん高く飛べます。




















鳩が眠っています。
鳩が起きることはもうないのでした。

  1. 2005/05/30(月) 17:27:29|
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火星探索



我々は火星に着いた。
この星に一体生命が存在しえるのだろうか。


















我々にはこの調査のために精密なる分析器があった。
この分析器をもってすればどんな小さな生命の兆しをも逃すことなく調査することができる。


















我々は如何なる生命体も見つけることは出来なかった。
しかしその存在については確信を持つに至った。


















分析器は一枚の映像を映し出していた。
我々が大学時代ラグビー部の選手権に参加したときの写真と同じ映像。
そして、その映像が調査用に選び出された鉱石の分子の一つに刻み込まれている事を分析器は示していた。
  1. 2005/05/27(金) 13:02:37|
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めがね



男はめがねをかけた。
人々の心を透かすめがね。

















友達に会った。
ああそう!
そうよね!
ほんとそうよ!!
何でこんなこと話してるんだろ・・・興味ないわよそんなこと・・・


















うんうん
であれはどうだっけ?
あー、そうだそうだ!!
へーおもしろいなぁー!!
他に用事があるんだけどなぁ・・・早くどっか行ってくれないかなー・・・

















男は家に帰ると鏡を見た。
俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!俺!
パチン!!
めがねは二つに割れて下に落ちた。

  1. 2005/05/25(水) 23:29:37|
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雲がおりました。
雲はいつも泣いておりました。


















月が言うには
泣かないでください。
あなたは大きくて
美しい雲です。
自分に自身を持たなくてはなりません。
本当に?
はい。


















太陽が言うには
知ってるかい?
お前の涙は植物を生やし動物を養う。
お前は俺には出来ないことをしているんだよ。
いつも泣いている僕でも何かの役に立つの?
ああそうだよ。


















雲は泣きに泣いて
ついには消えてしまいました。
ああ、やっとあの厄介者の雲がいなくなった。
これで俺が輝くのを邪魔するものはいなくなったというわけだ。
  1. 2005/05/24(火) 04:18:19|
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いもむし



卵があった。
卵は建物ぐらい大きかった。


















卵は孵化し、いもむしが出てきた。
いもむしはとても大きくみな怖がったが
実はとてもやさしかった。



















やがていもむしはさなぎになり
蝶になった。

















蝶は月明かりに魅かれ
飛び去った。
  1. 2005/05/23(月) 18:31:12|
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テレビ



私はテレビをつけた。
本日2月21日のニュースです・・・
あれ今日は2月20日のはず・・・
明日のニュース?



















私は競馬を見た。
やっぱり明日のレース。
翌日私は大金を稼いだ。



















あるニュースの中の一場面がどうも気にかかった。
事故のニュース。
カメラが被害者を捉える。
あっ自分に似てる?



















翌朝私はどんなに試してもテレビをつけることが出来なかった。


  1. 2005/05/18(水) 22:05:53|
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人間製造

わっせわっせ!

出来た!わー!
  1. 2005/05/18(水) 21:57:55|
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スパイ



チャイムがなったのでドアを開けるとピザの配達人がいた。



















実は私はある組織によって送り込まれたスパイなのである。
私はこんなふうに組織の指令を受け取る。

















このピザは最先端技術の成果である。
ピザをコンピュータに差込み、私は中のデータを読んだ。

















その後の消去処理はどうするかって?
私のお腹に入れるだけ・・・
  1. 2005/05/18(水) 20:10:45|
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さくらんぼ

cerises.gif

さくらんぼが二つなっていました。
二つのさくらんぼは美しさと大きさで言い争っています。
私のほうがきれいで大きいわ!















cerises.gif

さくらんぼはどんどん大きくなっていき、またどんどん熟していきます。
しかし言い争いをまだやめようとはしません。















cerises.gif

ある日二つのさくらんぼはあまりに興奮して
ついには木から落っこちてしまいました。















cerises.gif

さくらんぼの木の下で昼寝をしていた猫が
きれいでよく熟したその二つのさくらんぼを食べてしまいました。
  1. 2005/05/17(火) 20:14:16|
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みずたまり

なんだか入れそう

男はみずたまりを見た。
なんだか入れそうな気がしてきた。
















反対世界?

みずたまりに入ると男は反対側の世界に出た。
全てが逆さまの世界?
いや、右は右にあり左は左にある。
一つだけ違うところがあった。
子供は皆満足そうであり、老人たちは皆希望に満ち溢れている。
男はこの世界が気に入りここで暮らすことにした。
そして最愛の女性に出会った。















赤ちゃんセンター

ある日男は妻に子供は欲しいかと聞く。
子供?
もし子供が欲しければ「赤ちゃんセンター」に行けばいいわ。
ここでは人は老いて生まれ、若返っていく。
夫婦はセンターで赤ちゃんを受け取り、その死を見守るのだと言う。
















妻が・・・

男にとって全ては順調だった。
妻が数年後には自分の娘のような少女になってしまうことを除いて・・・
  1. 2005/05/16(月) 18:20:00|
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大きな木

仕事に行く途中私はいつも大きな木の前を通った。
その木の根元にはいつも小さな老人が座っていた。














こんにちは

ある日私は老人に挨拶をした。
これぐらいの大きな木になると自分の死期を悟ると言われておるんじゃ。














老人はいなかった

次の日の朝、老人はいなかった。
















ヘルメットの男たち

その日の夕方私はヘルメットをかぶった男たちが木を囲んでいるのを見た。
道路を広げるため木は切り倒されることになったらしい。

  1. 2005/05/14(土) 16:37:36|
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大旅行

大旅行に出発だ

男はビンに入ると砂浜を後にした。
















大きいなぁ

海は大きい。
男は自由を感じていた。
















ハハハハハ

すると一匹の魚がやってきた。
これがあんたの言う大旅行というやつかい?
これじゃうちでテレビを見ているのと同じじゃないか
あんたはガラスごしにしか物事を見ていない。
















んんんー

たしかにそうだなぁ・・・
男は海に飛び込んだ。
魚は男をパクリと食べた。
  1. 2005/05/13(金) 18:04:39|
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仮面

フンフンフーン

ひげを剃っていると・・・















あっ

つるり!仮面が落ちた。
















ん?!

仮面の後ろには無があった。
私はしばし呆然と鏡の中の自分を見つめた。

















・・・

しばらくすると仮面はまた自然に生えてきた。
石にコケが生えるように。
私の羞恥心、私の自意識、私の仮面。


  1. 2005/05/12(木) 20:37:01|
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フラッシュに挑戦

ここクリック!絵を一回クリックしてカーソルで男を動かしてくらさい。
  1. 2005/05/11(水) 20:32:46|
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時報

11時59分

ただいまより午後十一時五十九分ちょうどをお知らせします。
プップップップーン















11時59分30秒

ただいまより午後十一時五十九分三十秒をお知らせします。
プップップップーン















午前0時

ただいまより午前零時ちょうど、
世界の終わりをお知らせします。
プップップッ















ん?

プーン!!
・・・ツーツーツー

  1. 2005/05/10(火) 23:49:08|
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おしゃべり

やーねー

二人はだいのおしゃべりだった。
あのAさんマルマルなんだってね。















ほんとー?

あーそうよそうそう。
それでBさんはカクカクだって。
ははははは!

















フォンフォンフォンフォン

一週間に一度彼らはやってくる。
ピピピピピ!

















ジュンビハイイカ??

彼らのスパイである二台の
人間型ロボットのメモリーの情報を回収するために・・・
  1. 2005/05/10(火) 06:14:47|
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螺旋階段

なぜって?

私は螺旋階段をのぼっていた。なぜって?
フッ
解からない者は一生解らないままだろう。











やあ

ふと気づくと一匹のカタツムリがポツリと階段にとまっていた。
やあ、威勢がいいねぇ。
一つ競争してみないかい?
競争?ははははは!
おもしろい










ハッハッハッ!

私は構わずのぼり続けた。











ははははは!

あっ、またあのカタツムリ!
ははははは!
階段には裏があることは知っていたかい?
あんたは表をのぼり、わしは裏をおりる。
いずれにせよあんたはわしを追い越すことはできんだろうよ。
あんたとわしでは次元が違うのだから。






  1. 2005/05/09(月) 18:04:32|
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ブラックホール

世界の果てにやって来た


私はブラックホールを調査すべくロケットに乗り込み
地球を後にした。









同じロケット?


ブラックホールに近づくと向こうから何と私のロケットと同じ型のロケットが近づいてくるのが見える。夢か幻か?











交信求むピピピピピ


すると向こうから交信をするように求めてきた。さらには話をするうちに我々は同一人物であることがわかった。相手は私自身の反物質、または私が彼の反物質であるというのだ。
直接の接触は避けるべきである。
なぜならもし我々が接触したならばプラスマイナスゼロとなり一瞬のうちに消えてしまうだろうからである。
我々はテレビ通信によってお互いの思い出を語り合った。
全く同一の思い出。全く同一の体験。










脳に異常はないが・・・


私は地球に戻るとこのことを学会に報告する。「反私」との遭遇はまさに驚異の体験である。しかし奇妙なことには私は私についての記憶を失ってしまった事である。名前も家族のこともすべて私の頭からは消えてしまった。まるで「反私」との会話がそれらの思い出を消し去ってしまったかのように・・・











  1. 2005/05/09(月) 02:14:14|
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心のブタ

pig.gif
全ての人は心の奥にブタを持っている。あなたのブタはどんなですか?
  1. 2005/05/08(日) 21:03:29|
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てつねこ

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